台湾のことを話そう

私の12年間の台湾のことを話そう。海外に住んだからこそわかる日本のいいところも語ろう。

台湾の改名事情と実際に改名してみたら

台湾では改名が認められている。確か2回まで変更可能だったと思う。 改名しても、もし気に入らなかったら、元の名前に戻せるようにってことで2回なのかな。 元の戸籍も変えてしまうので、身分証明書からパスポートから健康保険証から、全ての変更が必要になる。

私の友人の中で、改名経験者は少なくとも4名。 改名の理由は主に開運。仕事運をあげるだとか結婚運をあげるために改名する。 生年月日から字画を割り出す。 友人の1人は、「未年だから」ということで、下の名前に草冠の漢字をあててもらっていた。 「食料となる草が豊富で常に満足」ということらしい。 美人さんなのだが異性運がいまいちだったことを気にして改名したようだ。

改名しても、それが周知されなければ意味がない。 書類上だけ変えてあっても、これまで通りの呼び方をされていたら意味がないのだ。 言霊みたいな感じで、声に出して呼んでもらって初めて開運の効力を発揮する。 だから、改名してすぐすることは、「今日から○○って呼んでね」と周りに知らせること。

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実は私自身も改名経験者だ。 結婚して台湾で入籍するときに中華風の名前をつけた。 2003年の結婚当時、外国籍の配偶者は、必ず3文字の名前で登記しなければならなくなっていた。 姓1文字+名2文字の3文字。それ以前は、日本人は、漢字の名前をそのまま登記に使用できていたようだ。 「旦那の苗字+元々の名前」の日本スタイルでもよかったのだけれど、どうせだからと、有料の命名診断を受けて最強の運勢の中華風の名前を出してもらった。

日本と台湾とで全く違う名前になっても日常生活では特に不便はなかった。永久居留証にはローマ字で日本語の名前が入っていたし、パスポートNO.も入っていたから。でも、日本の役所に子ども等の出生届を出すときにはちょっと困った。 病院で出してもらった出生証明書には台湾の名前しか書かれていないし、日本の役所にはローマ字での登記がされていない。永久居留証を補完しても「私」が出産したという証明にならないのだ。 台湾の役所に相談しにいったら、「改名証明書」なるものを出してくれた。証明書と言っても、私の中華名と日本名とパスポート番号に、「同一人物であると認めます」的なことを手書きで書いたものに役所のハンコを押してもらっただけなのだけれど。 それでも、この証明書のおかげで事なきを得ることができた。

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これは私の推測なのだけれど、3文字縛りになったのは、東南アジア系のお嫁さんが増えたからではないかと思う。 例えば、アーノルド・シュワルツネッガーを漢字の当て字にすると「阿諾·史瓦辛格」などと表記する。 通常3文字の戸籍の名前欄に、こんな名前が入力される。人によってはもっと長くなるだろう。 役所の担当窓口は普通のおばちゃんの場合が多いので、例外が多いというのはやっぱり負担が大きいのかな、と想像してみたり。

日本でも昨今はDQNネームだとかキラキラネームだとかがいろいろ話題になってるので... そろそろ法改正も必要なのかな...

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呸呸呸 ㄆㄟ ㄆㄟ ㄆㄟ

縁起の悪いことや不吉なことを言われたときに返す言葉。

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