台湾のことを話そう

私の12年間の台湾のことを話そう。海外に住んだからこそわかる日本のいいところも語ろう。

台湾の映画はエンドロールを見ない。

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台湾の映画館はデパート併設のところが多く、それなりに豪華だ。
昔ながらの映画館もあることはある。2本立てが基本のやつ。建物が古臭くて、ゴミが散乱していて汚いとか聞いていたので、敬遠して入ってみたことはないんだけど、物は試しで一度くらい入っておけばよかった。

 

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台湾の映画館はとても立派で、話題作を見ようと週末や祝日は大変な混雑だ。
映画館では何度か映画を見たが、一番最初の映画は最悪だった。
タイトルも内容ももう忘れてしまったけど、当時話題の洋画だったと記憶している。確かコメディっぽいやつだった。

台湾で洋画を見るとなると、原音で中国語字幕がデフォルト。
英語は専門学校までいって学んだけれど、ネイティブのスピードについていけるほどでもなく、意味は中国語の字幕で追うしかなく、深い内容まではどうしても理解できないことが多い。
余談だが、台湾にいる頃にハリーポッター全シリーズの放映がされたけれど、やっぱり60%程度しか理解できないので、日本に帰ってきて全シリーズを小説で読んでみてやっと意味がわかった箇所も多い。

 

アパートの近所で水煎包を売っていたおじさんと仲良くなって、語学学校帰りにたまに立ち寄っておしゃべりをしていた。ちょうどそこへやってきたおじさんの顔見知りのまた別のおじさんが「映画に連れてってやる」と言い出した。
ちょうど近所のデパートに映画館が新設されたばかりで、そこに行こうと言う。
話題のアレ、見たかったんだ。奢ってあげるから行こう!と言われ、ご一緒した。

映画が始まってしばらくすると、そのおじさんの携帯に着信が。
すると、なんと着席したまま話し始めた。マナーモードにしてなかったのもアレだけど、席についたまま話し始めるとは。話す内容も、友人からの「今どこ?何してんの?」系のさして大事でもないようなもの。
当然、周りの席から「シーっ!」の声があがる。
「外で話した方がいいですよ」などと注意できたらよかったのだけれど、その頃はあいにくそこまでの語学力もなく。
他人のふりをしたのは言うまでもないし、そのことが気になって映画でどころじゃなかったし...


その後も何度か映画を見る機会があったけれど、台湾の映画館ではエンドロールが始まったとたん、ほぼ全ての人が席を立つ。
そして、そのタイミングで室内灯もつきはじめる。暗い中で移動するよりもその方が安全ではあるけれど。でも!

「フィールド・オブ・ドリームズ(1989年)」を見てから、映画は最後の最後までが作品だと思って見るようにしていたから、軽くカルチャーショック。

最近は、映画はもっぱらiMacで見ているので、映画館へ足を運ぶこともなくなったけれど...
大きいスクリーンでど迫力のサウンドで、自分が思わず笑い声を出したときに周りからもくすくす声が聞こえたりするのも懐かしい。

 



ㄒㄩ

「しーっ!」

 

 

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