台湾のことを話そう

私の12年間の台湾のことを話そう。海外に住んだからこそわかる日本のいいところも語ろう。

鼻水と台湾の病院の話

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台湾にいた頃、何年か前のこの時期、鼻風邪が全然よくならなくって、仕方なく病院に行った。
製薬があまり好きじゃないので、普段から薬の類はほとんど飲まないのだけれど、背に腹は変えられない。
住んでいた中和区に新設された、雙和醫院という立派な総合病院。
長い長い待ち時間を過ごして診断してもらうと、どうやら風邪を通り越して、鼻腔に鼻水が溜まっている状態になっていたらしい。

 

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カルテ入力のために健保卡(台湾の健康保険証カード)を出してと言われたので医師に手渡すと、カード表に印字されている「外籍」の文字に気づいた彼が「你是哪裡人?(あんたどこの人?)」と聞いてきた。
日本人だと答えると、彼は「ちくのうしょう」とはっきり宣言した。
「あ〜、蓄膿症!」と応えると、「発音、間違ってないだろう?」と、日本に留学していたのだと嬉しそうに話してくれた。
台湾の医師は留学経験者が多いように思う。(医師じゃなくても、留学経験者は多いけれど)
海外の病院は言葉が通じなくて不安だという声もよく聞くが、台湾の医師のその優秀さはお墨付きだと言える。
余談だが、「お産なんて、言葉が通じようが通じまいがやることは同じ。設備が整った台湾で産んだ方が安心」と二人の子どもも台湾の病院で産んだ。

春先のこの時期といえば花粉症。
私は高校を卒業した歳の頃に発症した。
かんでもかんでも湧き出る鼻水。
リップクリームを鼻の下まで延長させてヌリヌリし、メンタムも擦り込んでもカサカサにめくれる鼻。
取り出して水洗いしたい眼球。
花粉症を発症してから通算で28年ほど経つが、その途中、台湾在住の12年間は全く症状がでなかった。
台湾にも杉の木はもちろん植わっている。でも、森林の割合としてはとても少ないのだ。
台湾にいた12年間は、春ってウキウキ!を感じることができた12年間だった。
その代わり、ソメイヨシノのような、豪華な桜とは無縁の12年間だったけれども。

 

日本に帰国した私は、またしても、このほんの1.5ヶ月ほどの花粉症という症状に悩まされることになった。
この症状が悩ましいのは、呼吸と密接に関係しているからなのだろうと思う。
鼻が詰まって、でも面倒だからと、グスグスと鼻をすすりながら横になったまま本を読んでいると、気づくと呼吸を止めているときがある。
鼻呼吸ができないということが、地味に、でも確実に体に負担をかけていることを実感する。
今年は意地を張らずに病院で薬を処方してもらった。

「花粉症」は、日本語をそのまま中国語読みして発音する。
花粉症だと言っても、その辛さに同調してくれた台湾人にはまだ出会ったことがない。
花粉症は、実は年中発症しうる症状で、スギ花粉の他に、ヒノキやイネ、秋のブタクサやヨモギなどがあるのだけれど、台湾ではいずれの花粉でも症状が出る人が少ないようだ。
というか、日本の杉は異常に多い。これは太平洋戦争と密接に関係している。詳しくはググってほしい。

 

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